スキップしてメイン コンテンツに移動

なんでも安易に考えすぎてない?

ここ数日TVのニュースで焼き肉の話題が多いですね。
そう、明日で生レバーが終わっちゃいます。
ある事件をきっかけに日本の食文化のひとつにピリオドがうたれるわけです。
ものごと安易に考えすぎるバカヤローからすれば、焼き肉なんて肉を仕入れるルートさえ確保すれば、あとは切って出すだけなので簡単な商売なわけですよ。
しかし実際は簡単に見えるものほど奥が深いわけで、素人が簡単にできるもんじゃないわけです。
いろんな技術が進歩して、情報も豊富な現代では、プロのスキルがなくとも簡単にできることも多くなりました。
とは、言っても本来それはアマチュアレベルの話しであって、プロフェッショナルレベルではないのですが、勘違いしてしまう人が多い。
こういう現象は、飲食業に限らずいろんな業種、職種で起こっているように思います。

以前、TVでフォッション雑誌の撮影風景を観て驚いたことがあります。
カメラマンは、若い女性でしたがカメラをしっかりホールドして持てていない。
「いやいやいや、カメラ持ててないやん。基本中の基本が出来てないやん。そんなんでちゃんと写真撮られへんやん!」と思わず突っ込んでしまいましたよ。
デジカメになってその場で確認できるし、多少のことは簡単に修正できるので、カメラとパソコン買えばプロカメラマンってわけですか。

最近、建材メーカーの商品に幅木や回り縁の出隅カバー、入り隅カバーってあるの知ってますか?
本来、出隅、入り隅の処理は45度にカットしてピタッと合わせるわけですが、最近の大工さんはこれが出来ない人が増えてきてると建材メーカーが言ってましたよ。

抽象的なデザインや造形って一見簡単そうなので簡単に手を出してしまいがちですが、安易に考えすぎてないですか?
絵画で言うなら抽象的は、写実的の手間にあるものじゃないんですよ。
抽象的は写実的の延長にあるものなんですよ。
写実的の手前にある抽象的にはまったく説得力がない。

なんでも安易に考えすぎてないですか?

コメント

  1. 激しく同感です!
    物事が便利になるということは、本来知るべき・踏むべき事柄の効率を上げる為であって、決して誤魔化したり取り繕う為のものでは無いですよね。

    また「初投稿」・「練習」・「途中」という言葉を添えて、作品が投稿されるのもキライだったりします。

    ちょっと方向が違うかも知れません(汗)
    仰ってることと関係なかったらごめんなさい。

    返信削除
  2. 「初投稿」・「練習」・「途中」という言葉を添えて、作品が投稿されるのもキライだったりします。
    >言ってることはわかりますが、まぁ、それはアマチュアだといいんじゃないでしょうか(笑。

    返信削除
  3. modoの事を読みに来たはずなのに・・・part2
    何故同感なのか?同世代なんですかね?
    昨日、70年代後半以降の古いITCのタイポグラフィのタブロイドがダウンロードできるのを知ってラッキーでした。
    最初に就職した時はちょうどテレックスがFAXに切り替わる頃でした。
    うちは近所に5軒の老舗と言われる酒造がありますが、最近は何か別の方向に向かっているように見えます。一軒だけ古さを文化として継続を金として続けているところもあるのですが、他は、妙なリニュアル、フランス・ワインと提携、OEMを受けてラベル貸し。
    個人的には日本酒を売ることは、ひとつの日本の伝統文化を知らしめる事だと思っているのですが、彼らは既にコンビニになってしまっています。
    大工で言えば、テレビで「アネハ事件」の頃よく取り上げられていた、あの「手抜き工事」は、どう見ても、「大工の手抜き工事」ではなくて、「バイトの素人の物真似工事」がほとんどだったと思います。現場で大工にあのような工事を指示してやらせる方が手間がかかります。今までデッチでやってきた事と全然違う事をやらなければならないのですから。
    ほんの25年前には会社内でパソコンがデスクに載っている事も無かったんですけど、、、今は役所に行っても皆パソコンに向かって業務に向かうフリをしてます。コンピュータ化された銀行と同じですね。
    でも、「水が低い所に流れる」のは自然の摂理ですかね。

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

MAYAのベベルの疑問解決!

エッジベベルはコーナーを切り落としたり、丸めたりとよく使う機能です。 MAYAの場合、ベベルを起動するとビュー内にウインドが表示されすぐに操作できるので大変便利です。このウインドはベベルだけではなく、押し出しやブリッジなど他の機能でも表示されます。 しかしほとんどの場合、ベベルは実寸で適用するのでMAYAの割合でサイズを設定するのは不便だなと感じていました。 ちなみにMODOは実寸のみ、CINEMA4Dは実寸がデフォルトで割合に変更も可能。 MAYAはCINEMA4Dとは逆で割合がデフォルトで実寸での適用も可能。 実寸での適用する場合は適用時にベベルオプションウインドで入力するか、アトリビュートエディタまたはチャンネルボックスレイヤエディタで割合から絶対(実寸)に変更しますが、ビュー内に表示されるウインドでは割合での入力しかできないので不便だなと思っていました。 しかし、ウインドの右上のボックスをクリックすれば表示させる内容などをカスタマイズができるんですね。 これ、今までは知りませんでしたわぁ〜。 設定値のコピペやウインドのサイズも変更可能ですやん。 こりゃ便利だぁ。 ちなみに、MAYAのベベルはなんでデフォルトが割合やねんと思っていましたが、割合でベベルというのも使い出すと色々便利だと思うようになった今日この頃です。 MODOは、こっち方向のベベルもできるようにして欲しいなぁ〜。

数値入力

地味な話ばかり続きますが、仕事する上で大切な部分でもありますので、もうしばらくお付き合いをよろしく! 例えばオブジェクトまたはエレメントを移動する場合に決まった数値分移動すること もあれば、移動してその移動距離を取得したいこともあります。 MODOやCINEMA4Dはマニピュレータを移動させると、マニピュレータの近くに移動した数値が表示されるので、どれだけ移動したかわかります。またMODOは移動のトランスフォームの項目でもわかります。MODOはほとんどのツールに数値が表示されるし、数値を制御できるので、大変便利だと思います。 MAYAはマニピュレータを移動すると移動した数値を表示する機能は基本的には多分ありません。しかしユニバーサルマニピュレータだけは移動量だけではなくオブジェクトのサイズも表示されます。また表示されている数値を変更するとその数値分移動、サイズ、回転します。マニピュレータのハンドルをクリックすると数値入力フィールドが出てきます。 すごく多機能で「大したことできそう」感が漂いますが、オブジェクトのバウンディングボックスに対しての操作だけなので大したことはできません。あまり使われていないからか、MAYA2015はシェルフにあったはずですが、MAYA2016ではメニューからしかアクセスできまん。 ではMAYAで移動した距離を取得する方法は?と一瞬考えましたがこれぐらいのことなら少し調べればmelで書けます。とにかくどこかに表示できればいいわけですしね。とは言ってもそんなことしている暇もないので、現状はスクリプトエディタに表示されるコマンドから移動距離を確認しています。 (はい、mel書かなくても表示できちゃいました。) さて、次に移動させる数値がわかっている場合はマニピュレータで移動するよりは即数値入力が一番手っ取り早いわけです。MODOはWキーで移動ツールを起動して数値を入力してspaceキーまたはQキーで移動ツールを解除という流れになりますが、以前からこれ結構面倒な手順だなと思っております。 MAYAは数値入力で移動するにはステータスラインにある入力ラインが手っ取り早いです。 ハイパーシェードのアイコンの横にありますが、多分デフォルトでは畳んでありますので、ひっそり感はマックスです!また、見た目もかなり「大したこと...

MODOとMAYAのスナップ

MODOのスナップ機能は、オプションで細かく設定ができ、通常のスナップ以外に「スナップと精密」には回転スナップやスケールを使ったスナップなど多彩なスナップ機能が搭載されている。非常に優秀なスナップ機能だと思います。 しかし、欠点をあげるなら複雑なポリゴンメッシュの場合にかなり待ち時間がながくなるし、動きが鈍くスナップさせることが難しくなる。また最悪の場合フリーズしてしまうこともある。 常々私がスナップに関して思うのは、何をどこにスナップさせるかは決まっているのだからスナップさせたいものを選択したらスナップさせるエレメントを指定するだけでいいのではないかと思う。移動させてスナップさせる仕組みは途中にあるものもスナップ対象として計算され動きが鈍くなったりスナップさせることが難しくなる。しかし、スナップをさせるものを選択してスナップさせたいエレメントを指定する方法は、移動する方向を決めておく必要がある。XYZすべての方向に移動してスナップしてほしい場合もあれば、例えばX軸方向に移動してスナップして欲しい場合もあるからだ。 MAYAのスナップはステータスラインにひっそりとある。基本的なスナップは左からグリッドスナップ、カーブスナップ、ポイントスナップの3つだけ。アイコンをクリックすればオンになる。その他の項目は使い方が違うので今回の省きます。 このスナップもまた一見「あまり大したことできなそう」に見えるがプロツールなのでこれでいいのだぁ!エッジスナップの項目はないが、「安心してください!」カーブスナップはエッジにもスナップします。 これらのスナップにはショートカットがある。グリッドスナップがX、カーブスナップがC、ポイントスナップがVです。ショートカットはキーを押すとオンになるのではなく、押している間だけオンになる。素晴らしいのはスナップさせるエレメントを中ボタンクリックするとそのエレメントにスナップします。選択したものをその位置まで移動してスナップさせる必要がありません。例えばAの頂点をBの頂点にX方向の位置を合わせたいのであれば、Aの頂点を選択してマニピュレータのX軸をクリック、次にBの頂点をVキーを押しながら中ボタンクリック、それだけです。Aの頂点とBの頂点がどんなにはなれていても瞬時にぶっ飛んできます。とてもスピーディで気持ちのいいスナップです。 ...