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禁じ手を使ってしまったCINEMA4D

先日、CINEMA4DのMAXONとAdobeとの戦略的提携が発表されましたが、どうやらAdobeのAfter EffectsにCINEMA4D Lite という機能限定のCINEMA4Dが無料でバンドルされるらしい。
CINEMA4D Liteの機能は、詳しくわからないがUIを見る限りではCINEMA4Dと変わるところは見受けられないし、メニューMoGraphもある。
一部C4Dユーザーは、CINEMA4Dがメジャーになるのではないかと喜びの声を上げているが、それには待ったを言いたい。
CINEMA4DとAfter Effectsの連携強化は非常にいいことではあるが、約10万円以上するCINEMA4Dを無料で提供するのは問題があるのではないだろうか。
MAXON的には、多くの人にCINEMA4Dの基本的な機能を使ってもらい、より高度な機能が必要になれば、CINEMA4DのStudioなどのハイグレードのバージョンに移行してもらうのが狙いであると推測できるが、グレードが違ったとしても無料で使えるというのは確実にCINEMA4Dの価値を低下させる。
さらに、3DCG自体の価値をも低下させかねない。

また、現在CINEMA4Dを使ってるユーザーには百害あって一利なしなのではないだろうか。
まず、CINEMA4Dを使っているいると言えば、「あ〜、あのAfter Effectsにタダで付いてくるヤツ」という見方は免れない。(グレードが違うと言っても基本そういう認識なのだ。)
また、中途半端にCINEMA4Dをさわれる人間が氾濫すると非常に仕事に支障をきたす。
興味本位やどのように制作しているかを盗みたい人がわんさか増えて、ムービーや画像の納品で済んでいた案件も念のためとか言われて(何が念のためかわからんままに)CINEMA4Dのデータも納品させられたりする機会も増えるだろうと想像できる。
勝手にデータを変えられたり、データを部分的に流用されたりなど。うっとおしいことが山ほど想像できる。

以前にMAXONが学生版のCINEMA4Dを無料にした時にも非常によくないと感じたが、今回の無料提供はついに禁じ手を使ってしまったと言わざるおえない。


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