新しいMac Proが増えてからMaxwell RenderのNetwork Renderingを実行していなかったので、念のためテストをしてみた。 このような簡単なシーンを用意して、サンプリングレベル15までレンダリング。 ライティングは、外光にフィジカルスカイ、室内照明はシーリングライトの部分がすべてエミッターを使用。 レンダリングテストには、ほぼ同スペックの12コアマシン(Mac Pro)を3台使用します。 Maxwell RenderのNetwork Renderingは静止画の場合、各マシンがレンダリング計算に乱数シード値を使って同じ画像をレンダリングします。 1枚の画像を3台でレンダリングするのではなく、3台が同じ画像をレンダリングします。同じ画像を3枚レンダリングするという意味です。 レンダリング終了後に3枚の画像はマージされて1枚の画像になります。 要するに高周波ノイズの違うパターンの画像をマージ(補間)してノイズの少ない画像を生成するわけです。(ちゃんとサンプリングレベル15相当の画像になります。) この仕組は、非常にロスが少ないです。 1台でレンダリング・1h16m49s 2台でレンダリング。36m49s 3台でレンダリング。24m29s ほぼ、2台の場合は50%、3台の場合は33%ぐらいの時間になります。 (レンダリングの条件によっては多少変わってきます) これぐらい予想通りの結果が出てくれると非常に助かります。