このふたつの円柱の違いってわかりますか? わからないでしょ。わからないように正確に作ってますので・・・。 実は、左は円柱にエッジベベルをかけて丸めたものに、スムージングの処理としてエッジを追加したもの。要するにポリゴンモデリングの基本の基本です。 それに対して右は6角柱にエッジベベルをかけて、エッジを追加したもの。 エッジウエイトは使っていない、普通のSDSです。 メッシュ画像はこんな感じになります。 ついでに12角柱も並べてみました。 SDSは、曲面が多い有機的なオブジェクトのモデリングでは威力を発揮しますが、工業製品などの無機質なオブジェクトではあまり使われないようですね。 理由は数値的に正確ではないからということのようです。 簡単に言うと、丸っこくなってしまうので、正確にモデリングできないと言うことでしょう。 いやいや、やろうと思えばこれらの画像のようにポリゴンと同じ形状をSDSで再現することも可能ですよ。 ちなみにポリゴンのサイズに対して計算をして同じサイズのSDSの形状を作成しているのがミソです。 そんなわけで、私はSDSをホントよく使います。