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9月, 2010の投稿を表示しています

12コアMac Proでmodoのレンダリング ついて

09/17に12コアMac Proでmodo部分レンダリングについて情報を公開しましたが、 その後、Twitterで追加情報を頂きましたので、補足します。 通常のレンダリングに関しては、レンダリングスレッドを「自動」。(デフォルト) 24スレッドでレンダリングされ、パフォーマンスは最大。 現状ではまだ、不都合に遭遇していない。 部分レンダリングは、レンダリングスレッド「自動」では、レンダリングできない。 レンダリングスレッドを32や16に変更。 パフォーマンスは、32の方が高い。 今のところ、レンダリングスレッド32で不都合に遭遇していない。 レンダリングスレッド32においての通常レンダリング。 情報によると、低解像度のレンダリングはレンダリングスレッド32ではできない場合があるとのことです。 私の経験では、レンダリングスレッド32は、高解像度のレンダリングでも途中で落ちることがある。 よって、レンダリングスレッド32での通常レンダリングはおすすめできない。 レンダリングスレッド16は、安定しているようですが、パフォーマンスが低い。 どうやら、modoは多スレッドにあまり最適化されていないような印象を持ってしまう。 と、いうのもAppleのHPのMac Proアプリケーションパフォーマンスにおいても、MaxwellやCinebenchが旧モデルより1.5倍高速なのに対しmodoは1.3倍高速という結果になっているからだ。 とは、言え12コアMac Proのパフォーマンスがすごいのには変わりない。 部分レンダリングでレンダリングスレッドの設定を変えた場合は、必ず「自動」に戻しておくことを忘れないように。 ちなみに昨日は、本番レンダリングをかけて就寝したが、レンダリングスレッドが32のままだったので、朝見たら途中で落ちていた。 ショック!

3DCG CAMP 2010

2010年10月14日(木)~2010年10月16日(土)に3DCG CAMP 2010が開催されます。 詳細は、 http://www.3dcgawards.com/camp/ で公開されています。 10/15 (金)16:00~16:40「 modoのSDS(サブディビジョンサーフェイス)でプロダクトモデリング」では、私がデモンストレーションします。 平日の夕方なので、お勤めの方はなかなか難しい時間帯ではありますが、是非ご参加ください。 なお、事前登録が必要なのでお忘れなく! 内容は、「セミナー内容」に書いてありますが、ちょこっと補足しておきます。 最近のプロダクトは、3DCADを使ってデザインされていることが多く、 複雑な曲線を使われているデザインが多いじゃないですか。 そこで、曲面の表現に特化したSDS(サブディビジョンサーフェイス)を使ってモデリングするわけですが、図面通りにモデリングするのはなかなか難しいものです。 (形状が丸くなって縮んだりするじゃないですか。) そこで、今回は図面(テンプレート)をトレースするなんてレベルの話じゃなくて、例えば10mmのエッジベベルをSDSで作成するにはどうするかとか、そんな解説をしてみたいと思います。 SDSのモデリングに関しては、Luxologyからも沢山のビデオがリリースされていますし、私の家具編のビデオもSDSのモデリングですが、あまりサイズにシビアなビデオはないでしょ。 と、言うかSDSはそこまで正確なサイズでモデリングできるものじゃないと思っている方も多いはずです。 そんなわけで、数値にこだわったSDSモデリングも面白いんじゃないですか。

27-inch Apple LED Cinema Display

27-inch Apple LED Cinema Displayがきましたので、早速レビュー。 やはり広い画面は快適ですね、仕事の効率も上がりそうです。 27-inch Apple LED Cinema Displayの解像度は2560×1440ピクセルで、普通は30インチぐらいの解像度なので、27-inchでの表示は文字が少し小さくなります。 慣れるまでは、違和感がありますが、旧のCinema Displayより細密なので見づらいことはないでしょう。 サブモニタは、旧Cinema Display23インチにしているので比べてみると桁違いに高画質なのはよくわかります。 27-inchのリリースで、24-inchは廃盤になったんだけどサブモニタ用に24-inchも欲しかったなと思ったり…。 色については、旧Cinema DisplayはどれもRが強い印象でしたが、27-inch Apple LED Cinema Displayはほぼナチュラルで、若干Gが強いかなという印象です。 アイワンでキャリブレーションをかけたところ、やはり若干のG浮きが確認出来ました。 そんなわけで、27-inch Apple LED Cinema Displayの記念写真。 そろそろMac Proも整理しなきゃ!

modoユーザーグループ大阪・第1回勉強会開催報告

9月25日に第1回勉強会を開催しました。 23名と大変多くの方にご参加頂きました。 ほんとうにありがとうございました。 内容としては、modoの初期設定を含む簡単な機能説明。 オレンジフィルム、柳村さんの住宅のモデリング。 それから、僕からは実際の仕事の案件でのmodoの使い方とPhotoshopでもコンポジットの方法など。 住宅については、ライティングも解説したかったのですが、大幅に時間がのびたので、 主にはレンダリング設定についての解説となりました。 リニアワークフローのウソや、32bit出力は、8bit出力よりも画像が劣化しやすいことなど、ネットなどでよく公開されている情報を切ってみました。 多少毒舌ではありますが、いろいろと実写やレンダリング画像を比較しながらの解説だったので、説得力はあったんじゃないでしょうか。 今後もどんどんと内容を充実させていきますので、みなさんご参加ください。

12コアMac Proでmodo部分レンダリングについて

12コアMac Proでmodoのレンダリングをおこなった場合の不都合が発覚しましたので、 状況と対処方法公開しておきます。 うちの環境では、通常のレンダリングにおいてはまったく不都合はありません。 しかし部分レンダリングに関しては、プレパス計算の1回目でレンダリングが進まなくなってしまいます。 この現象に関しては、当初は原因が現在進行している仕事にあるのか、12コアMac Proにあるのかを特定できませんでした。 (12コアMac Proの導入と現在進行している仕事のレンダリング開始が同時期だったため。) また、原因を特定するより普通にレンダリングした方が速いのでこの問題は放置してありましたが、Twitterのお知り合いの同じく12コアMac Proを使用しておられる方から同じように部分レンダリングが出来なくなったとのツイートを頂き原因は12コアMac Proにあることが判明しました。 その方も考えてるより普通にレンダリングする方が速いので放置していたらしいです。 まぁ、部分レンダリングが必要ないほど12コアMac Proは速いってことです(笑。 さて、この現象について早速問い合わせたところ、フォーラムにも12コアMac Proの不都合についてアップされているとのことでした。 それについては、通常のレンダリングについての不都合で、部分レンダリングではありませんでしたが、初期設定のレンダリングの項目にあるレンダリングスレッドを自動から16に変更することで問題が解決したとのことでした。 この情報をもとにうちでもレンダリングスレッドを16に変更したところ部分レンダリング正常におこなうことができました。 そこで、もう少し突っ込んで検証をしてみました。 その結果、レンダリングスレッドが自動の場合に不都合が発生することがわかりました。 では、レンダリングスレッドがいくつの場合に一番ロスが少ないかですよね。 簡単にですが通常のレンダリングでデータをとってみました。 検証に使用したものは仕事のデータですので公開することはできませんが、 レンダリングスレッド(自動)5m11.1s レンダリングスレッド(16) 5m51.9s レンダリングスレッド(32) 5m13.1s 当然でしょうが、自動は24スレッドで計算され、一番効率よくレンダリング

modoユーザーグループ大阪・第1回勉強会開催について

すでにmodo UserGroup Osakaのブログまたは、メンバーの方のブログをご覧になってご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、modoユーザーグループ大阪主催の勉強会を行います。 詳細は以下のようになります。 ロイヤルホスト難波御堂筋店 06-6214-7651 9月25日(土)15:30~18:00 一人3,000円(軽食・ソフトドリンク付き) ロイヤルホスト難波御堂筋店には地下に貸し切りルームがありますので、そこでの開催となります。(大画面モニターあり) メンバーの方にはすでにメールでご連絡しておりますが、一般の方にも是非ご参加して頂きたく募集します。 参加希望の方は、 modo.osakaug@gmail.com  までご連絡お願いします。 なお、締め切りは9月18日とさせて頂きます。 ご質問などありましたら、データの持ち込み及びノートパソコンの持ち込みも可です。 さて、勉強会の内容ですが、まずはいつもと同じく私がプレゼンテーションをさせて頂きます。 関西では、外観パースを制作される方も多いので、まずは外観パースのライティング、レンダリングに重点を置いた制作ポイント。 勉強会では、かなり実践的なお話をさせていただきます。 フィジカルサン、スカイの調整の方法や、出力ガンマの決め方など、建物のどの部分を見て判断するかプロの視点で解説します。 特にリニアワークフローなどの数値を信用して陥りやすい間違い。 これについては、実写と比べながら、出力ガンマを段階的に変えたものを見ながら、説明していきますので、実際にはどれぐらいのガンマ値がベストなのかは、一目瞭然。 質問などありましたら、その都度していただきお答えしながら進めていきたいと思います。 また、普段はお見せすることができない実際に仕事で制作したものなどもどんどん公開しながら、制作ポイントなどもお話する予定です。 その他、情報交換や質疑応答など有意義な勉強会にしたいと思っております。 また、制作物など発表したい方も大歓迎です。 みなさん、是非ご参加ください。