はい、それではお約束していたSLIKレビュー第二弾です。SLIKってStudio Lighting and Illumination Kitの頭の文字をとってSLIKなんでしょうけど、カメラ三脚メーカーのSLIKと意識的に同じ名前を狙ったりしてるのかな?
そんなことはどうでもいいかぁ。
それでは今回は、ライトのオブジェクトについて、説明したいと思います。
まずパレットにある、Light Tripod AssembliesとLight Tripod-Boom Assemblies、Light Pantograph Assembliesがライトのオブジェクトになります。
わかりやすくまとめるとライトの種類は6種類で、三脚に付いたバージョンとブームスタンドに付いたバージョン、それからパンタグラフに付いたバージョンがあるということです。
ブームスタンドは、三脚からアームがのびていてそこにライトが付いているタイプ。実際の撮影ではライトをセッティングしたい場所に三脚を置けない場合が結構多いので、その場合アームの先にライトを取り付けて使用するものです。パンタグラフは、主に上方向からライトを使用したい場合にレールに取り付けられたパンタグラフの先にライトを取り付けて使用します。このパンタグラフはどこのスタジオにもあるわけではなくて、その場合は大きめのブームスタンドを使って上からのライトに使用したりすることも多いです。
ところで、CGの場合このように三脚、ブームスタンド、パンタグラフを使い分けてライティングする必要があるかというと、ありません。
CGでは、重力が働かないわけですからライト自体を空中に止めることなんて簡単なわけで、ライトスタンドなんて一切なくても困らないわけです。
そこんとこは、作者のYazanのこだわりと言うかYazanの流儀にのっとって作業してくださいってことで・・・。
しかし、実用的なスタンドなしのタイプもあった方がいいように思います。
それから、ライトの種類は6種類と言いましたがリフレクターの先にスヌートをつけたり、ライトボックスにハニカムを付けたりできるので、バリエーションはもっと多いです。
話が長くなってきたので、とりあえずここまでで終了します。
次はライトの光について解説したいと思いますが、その前に予備知識として通常のライティングについて重要なポイントを説明します。
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