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大飯原発再稼働を無理矢理レンダリングにたとえると

読売オンラインによると、関西電力は大飯原子力発電所3号機(福井県おおい町、出力118万キロ・ワット)の再稼働で、最大8基の火力発電所(計384万キロ・ワット)の運転を停止する計画のようだ。
118万キロ・ワットの再稼働で384万キロ・ワットを停止?
この記事をうけて「やっぱり電気足りとるやんけ」と突っ込んでる人が多いようです。
電気が足りている、足りていないという問題は置いておいて、原発1機動かせば、火力発電を8基止めれるわけですかぁ。
そりゃ、関電として原発動かしたいだろうな。

ところで、私はCG制作をしているわけですがCG制作というのは、いくつかのパートによって構成されていて、最終の行程がレンダリングというパートになります。
簡単に言うと、レンダリングは、すべてのパートの作業を画像にする一番重要なパートです。
レンダリングは、コンピューターが行う作業なので、私はひたすら待つだけです。
高性能なコンピューターを持っていれば、速くまたは、きれいな画像を制作できますが、低性能なコンピューターだと、遅くまたは汚い画像しか制作できません。
高性能なコンピューターを持っているもん勝ちの残酷な行程ですが、レンダリングをしないと画像にならないのですから、一番重要なパートになります。

そんなわけで、コンピューターには積極的に設備投資します。
どんどん買い足していくと、こんな状態になってしまったこともあります。
作業は1台でレンダリングを4台って感じですが、
個々のパワーが低いと台数が多くなってしまい、管理も大変になりますが思うほどのパフォーマンスが期待できません。

現在は、2.93GHz 6Core × 2のマシンが2台。
1台が作業兼レンダリング、もう1台がレンダリング専用。
レンダリングマシンを立上げずに仕事ができることも多いです。
レンダリングマシン1台で以前の4台以上の仕事ができます。

大飯原発再稼働を無理矢理レンダリングにたとえるとこんな感じです。

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