2010/04/10

HDRE Kit_03

前回は、前説のような解説をだらだら書いてしまいましたので、今回は具体的なレビューを…
まず、今回リリースされたのはHDRE Urban KitとHDRE Landscape Kitの2種類。
各kitには、5シーンづつ収録されています。
また、各シーン読み込むと背景を選択することができます。
背景のバリエーションはシーンよって異なりますが、ほとんどが6アングル、中には12アングルのシーンもあります。
使用状況は、LuxologyのHPのビデオなどを見て頂くのがわかりやすいと思いますので、ここではビデオでは把握しにくい部分を補足しておきます。
シーンを読み込むとシェーダーツリーはこのようになります。

HDRE Groupはシャドウキャッチャーです。
HDRE Reflには、反射用のパノラマ画像8192×4096のLDRI画像が入っています。
HDRE Backplateには、背景用の画像、約4287×2847のLDRI画像が入っています。
HDRE Envには、ライティング用のパノラマ画像、360×180のHDRI画像が入っています。
ライトHDRE Sunは自然科学ベースに設定されています。
また、静止画用とアニメーション用のカメラも追加されます。
初期設定のEnvironmentは自動的にオフになるのでご心配なく。
さらに出力ガンマは自動的に2.2に設定され、背景画像もリニアワークフローの設定になります。
ライトや環境の明るさ、シャドウ、スペキュラーなどほとんどの設定はHUDで調整できますので、少し複雑になったシェーダーツリーを操作する必要はほとんどありません。
また、中、上級者はシェーダーツリーで反射、背景、ライティングを個々に調整することもできます。
HUDには、その他におもしろい機能もあります。

これは、HDRE Urban Kitだけの機能になりますが、路面に水たまりをつくることができます。(水たまりの量なども調整可能)
前々回のHDRE Kitを使った画像はどちらも太陽と環境の明るさをHUDで少し調整しただけでその他の設定は一切おこなっていませんので、初心者の方でも簡単にあれぐらいの画像はレンダリング出来ると思います。
このようにHDRE Kitはすばらしいコンテンツですが、1つ問題が…。
それは、あなたが必要としているシーンがあるかどうか?
あれば、HDRE Kitは最強の武器になるでしょう。
このコンテンツは今後もいろんなシーンがリリースされることを切に願います。
日本のオフィスに居ながら、modoで世界中のシーンをバックにフォトリアルCGを制作できるのもそう遠くはなさそうな予感がします。

2 件のコメント:

  1. hibiさん、いわいです!

    HDRE の記事全て拝見しました。すっっごくわかりやすかったです!何も考えずにHDRIだけだと、レンダーしたときに背景がぼけちゃうって話は、以前、吉井さんから聞いてなるほど〜な感じでしたが、HDRE Kit はどうして背景がくっきりレンダーされるのかは、hibiさんの説明なしにはわかりませんでした。いや〜本当にLuxology ってすごいなと思いました。

    hibiさんがおっしゃるとおり、今後色々なシーンがリリースされると良いですね。お話が長いのは悪い癖でなくて、良い癖だと思うので、これからも長いお話を期待してますw

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  2. いわいさん、こんばんわ。
    最近は、おもしろいコンテンツが続けてリリースされていますね。
    特別難しい技術を使ってるわけじゃないですが、アイデアがいいというか、クリエイティブですね。
    また、modoの標準の機能で作られているので、勉強になると思いますよ。
    HDRE Kitは、撮影さえできれば自分で作るのも難しくないはずです。

    「これからも長いお話を期待してますw」
    >そう言って頂けるとホッとします。
    家では、いつも話が長いと怒られていますので(笑。

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