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クラッシュログを送ろう

本日、Luxologyからmodo501SP2 r2がリリースされました。
これは、modo501SP2の修正版になっています。(ビルド番号41483)
日本語版はイーフロンティアからリリースされる予定です。
私はMac版Cocoaバージョンでの使用ですが、SP2より安定性は高いと感じています。

さて、ソフトウエアは高機能、多機能であって欲しいわけですが、それ以上に安定性は重要だと思います。
高機能、多機能であってもクラッシュするようでは、使いものになりません。
しかし、高機能、多機能になるにつれてプログラムは複雑化しクラッシュする要素も増えてくる訳です。
クラッシュする条件がはっきりとしているものは、比較的修正もしやすいですが、クラッシュする条件が不確定なものは修正が難しいのです。
例えば、最近車から異音が聞こえるので修理に持っていったら、そんなときに限って異音が鳴らないということはよくあります。
車屋さんには決まって「症状が出てから持ってきてください」なんて言われます。
症状がはっきりしないと原因を追及できないわけですね。

コンピューターの場合は原因がわからないクラッシュであっても、コンピューター自身がその時の状況を保存してくれています。
クラッシュの原因が直接保存されているものではありませんが、原因を追及するための重要なヒントになります。
当然、Luxologyのスタッフ、一部のユーザーでテストは行っていますが、マシンの種類や使用方法など使用条件は無数にあるので、完璧にバグフィックスをすることは不可能です。

そこで、Luxologyのプログラマーである田崎さんのブログにMac版でのLuxologyへのクラッシュログの送信方法が説明されています。
クラッシュログを積極的に送信することは、modoの安定性という形で必ず自分に帰ってきます。
こちらを参考に是非modoの品質向上に協力しましょう。
Luxologyのプログラマー田崎さんのブログ「Life with modo」
http://lifewithmodo.blogspot.com/2011/04/modo-501-sp2-r2.html

コメント

  1. hibiさん、いつもお世話になります。ありがとうございます。

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  2. tazee様

    こちらこそお忙しい中、いつもご指導頂きまして、ありがとうございます。

    返信削除

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MAYAのベベルの疑問解決!

エッジベベルはコーナーを切り落としたり、丸めたりとよく使う機能です。 MAYAの場合、ベベルを起動するとビュー内にウインドが表示されすぐに操作できるので大変便利です。このウインドはベベルだけではなく、押し出しやブリッジなど他の機能でも表示されます。 しかしほとんどの場合、ベベルは実寸で適用するのでMAYAの割合でサイズを設定するのは不便だなと感じていました。 ちなみにMODOは実寸のみ、CINEMA4Dは実寸がデフォルトで割合に変更も可能。 MAYAはCINEMA4Dとは逆で割合がデフォルトで実寸での適用も可能。 実寸での適用する場合は適用時にベベルオプションウインドで入力するか、アトリビュートエディタまたはチャンネルボックスレイヤエディタで割合から絶対(実寸)に変更しますが、ビュー内に表示されるウインドでは割合での入力しかできないので不便だなと思っていました。 しかし、ウインドの右上のボックスをクリックすれば表示させる内容などをカスタマイズができるんですね。 これ、今までは知りませんでしたわぁ〜。 設定値のコピペやウインドのサイズも変更可能ですやん。 こりゃ便利だぁ。 ちなみに、MAYAのベベルはなんでデフォルトが割合やねんと思っていましたが、割合でベベルというのも使い出すと色々便利だと思うようになった今日この頃です。 MODOは、こっち方向のベベルもできるようにして欲しいなぁ〜。

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数値入力

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