2012/07/10

精神論にもの申す!

もうすぐオリンピックだからっていうわけじゃないですが、
日本人ってよく根性とか気合いとかいいますよね。
根性とか気合いで勝てると思っているなら、それはウルトラマンが実在していると思っているぐらいありえないことだと思いますよ。
そもそも世界中のトップレベルの選手は、根性もあれば気合いも入れていますよ。
その中で、根性も気合いもスーパーサイア人レベルまで高めて勝とうなんて作戦は、
必ず失敗しますよ。
そもそも、根性とか気合いとかでなんとか勝とうと思っていること自体、実力では負けていることを自覚しているわけです。

さらに120%の力を出して頑張りますとか…。
100%以上の力が出せるなら、どうぞ120%とは言わず、150%でも170%でも出しちゃってください。

もし、いつでも120%の力を出せると思っているなら、それは自分がひょっとしたらアイアンマンになれるかもって思っているのと同じぐらい勘違いしています。

100%の力を出すとか120%の力を出すなんて言葉は、スポーツ選手だけじゃなくクリエイターが言っているのも聞くことがあります。
スポーツの場合は、100%の力を出そうとすると体に力が入ってしまって、いい結果が出ないものです。
クリエイターの場合はと言うと、ある部分に集中しすぎて全体を見ることができなくってしまうことが多いと思います。
まぁ、そういう場合は次の日に続きをやろうとすると、あれ、なんか変だなとか思ったりするわけですよ。
いい結果を出そうとあまり集中しすぎると、逆に見えなくなるものが多くなります。

僕はこう思うんです、仕事で出す力って80%ぐらいでいいんじゃないかなと。
(みんなに80%の力を勧めて、自分だけ100%の力を出そうという作戦ではありません。)
それぐらいが力が入りすぎず、いい感じで仕事が出来るように思います。

え〜と、こんな経験はないですか?
すごくがんばってる仕事はうまくいかないのに、適当にやってる仕事が予想外にいい感じになってきたとか…。

では、いい仕事をするにはどうすればいいのでしょうか?
(答えは簡単です。でもやるのは難しい。)
日頃から自分のスキルを高めるように努力すればいいのです。

毎日コツコツとジャケットを棒にかけて落として着て脱いでを繰り返す訓練で、
カンフーのスキルは高くなっていくのです。(???)

自分のスキルが上がれば同じ80%でも力量は違います。
本番まぎわになって、100%の力を出すとか120%の力を出すとかいうのはぶざまなもんです。
「俺は本番に強いタイプだぁ」とドヤ顔して言ってるヤツがいてたら笑ってやりましょう。

80%ぐらいの力でも勝ち抜ける力をつけるべきです。
そうすれば、もしも何かのトラブルでピンチになっても90%までレベルを上げて楽々乗り切れます。

相手の反則行為で脚を痛めつけられて、片足でしか立てなくなっても蛇のポーズで勝つことができるのです。(???)

100%や120%の力を出してやってると何かのトラブルが襲ったら、即アウト。
トラブル回避に回す力が残っていないってことになってしまうわけです。

プロの技とは、
「難しいことが出来ることではなく、難しことが簡単に出来ること」だと思います。

6 件のコメント:

  1. J.O.K.E.R三澤2012年7月12日 12:27

    表面的な努力にとらわれてスマートに深く考えぬくほうの努力は日本人ちょっと苦手そうですもんねw 
    ま (全部がデメリットとは言わないけど)日本人の精神論は勝つためのものじゃなく、満足するためのものみたいな所もある気がするんで、なんだかなぁって若輩の私ですらたまに思いますよ。

    偉そうなこといえるほど大したスキルはまだ持ててないんでこんくらいにしときまっすw

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  2. 「日本人の精神論は勝つためのものじゃなく、満足するためのものみたいな所もある気がする」
    >鋭い意見ですね。確かにそうですね。
    精神論というか精神的なものは当然重要ですが、日本人はそれを美化しすぎるというか崇めすぎな傾向が…。

    追伸、
    最近は、たまにたばこを自分で巻いて吸ってます(笑。

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  3. 成龍ですか...世代的にツボです。

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  4. POLICEさん、こんばんは。
    毎日コツコツとジャケットを棒にかけて落として着て脱いでを繰り返す訓練で、
    カンフーのスキルは高くなっていくのです。(???)
    と、
    相手の反則行為で脚を痛めつけられて、片足でしか立てなくなっても蛇のポーズで勝つことができるのです。(???)
    は、
    ジャッキーチェンのベストキッドです(笑。

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  5. modoの勉強にと拝読に来まして、まさかオリンピックにコメントとは・・・
    書かれてから時間も経過しておりますが、「精神論にもの申す!」はその通りだと思ってました。
    オリンピックの解説者が番組で「どんな選手ですか?」の問いに必ず「負けず嫌いな・・」と言うのにも違和感を感じます。負けても良いと思っている人は最初からオリンピックには出ないと。
    昨日は日本柔道で史上初めての金メダルゼロが決まってしまいました。総監督曰く「技が切れても力が無ければダメだという事を思い知った」これにも違和感がありました。技も力も両方劣っている気がしましたので、。
    ただ、何かと言うと、負けの原因の一つを精神論にしてしまう所がありますが、今回は負けの原因を、自分が知っていて魅力と感じていた柔道とは違う部分に置いてしまいました。
    「柔よく剛を制す」その魅力ある柔道が見たいと思うのですが、。

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  6. 最近、modoネタが少なくてすみません。

    今回のオリンピックの柔道はメダルなしで残念でしたが、世界大会を含めて、年々そうなる傾向にあったと思います。
    柔道の場合は、武道の柔道と競技の柔道とのギャップが大きくなってきていて、武道の柔道では、勝てないという現実もあるように思います。
    本来、柔道の面白さといえば「柔よく剛を制す」や「ちいさいものが大きなものを倒す」ことだと思います。
    しかし、日本の柔道に固執すると世界基準の競技に今後も勝てないでしょうね。
    まぁ、日本の柔道とは言っても今はフランスの方がはるかに柔道人口が多いんですけどね(笑。

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